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2008年10月21日 (火)

ねむの木学園

月曜日に静岡の「ねむの木学園」を見学する機会を得た。ここは全体を「ねむの木村」といい、山の中の広大な敷地の中には、他に文学館・美術館・生徒の実習室としての喫茶店・毛糸屋さん・がらす屋さん・雑貨屋さんなども点在している。

日本の子供として、幸せに生きる権利をもちながら、肢体に不自由を持ち、知恵に遅れを持ち、両親のない子、家庭での養育困難な子、また家庭から通学困難な子に生活教育を受けながら義務教育をと、1968年に日本で初めての肢体不自由児のための養護施設として設立された。情感豊かな人間性を育成し、それによって集中力の向上をはかることを目的とした教育法として、絵画・音楽・ダンス・詩・作文・茶道・工芸など、感性を育てるこ とを重視した教育を行っている。

宮城まり子さんは東京に出張とのことで不在だったが、スタッフの方からいろんなお話をうかがうことが出来て、施設内も見学させていただいた。この日の施設内はスピーカーから洋楽♪が流れており、運動会の翌日なのでゆっくりの起床で、この軽快な音楽は子供たちに朝の身支度の時間を知らせるためとのこと。これだけでも心が豊かになる気がした。建物の壁のあちこちには子供たちの絵が描いてある。中庭には子供たちがタイルを貼って作ったきれいな噴水もある。教室も独特で、そめもののへや、心のへや、壁の一面いっぱいに子供の絵が描かれた広い部屋など。その他にも多くの部屋があるようだ。

施設見学の後、少し離れた藤森照信氏設計のこども美術館へ。どんぐりと呼ばれている有名な建物。ここの壁にも子供たちの手で描かれた絵がある。建物は独特の素材感で心を癒し、その中には子供たちが描いたたくさんの絵が展示されている。とにかくどの絵を見ても、色彩感覚・バランス・緻密さがすごい!というか素晴らしい。もうこれは感無量である。実はこの建築を見ることが一番の目的で今回参加したのだが、それ以上に得たものがあったことに、久々の大きな感動を覚えた一日だった。Nemunoki_2_2 Nemunoki Dongri

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